医院ブログ
2022年1月20日 歯に関する質問・お悩み相談
こんにちは! 歯科のじみよ子クリニック 院長の野地です(^^)
嘔吐反射が起きやすい「型取り」が不要のセレック治療で、ちょっとした虫歯や銀歯の詰め替えが、最短90分で可能に(症例によって)!
苦痛のない安心して通える歯医者を目指しています(^^)
さて、あまり、お伝えしたことがなかったかもしれませが、
実は私、歯科補綴学(被せ物や義歯など歯を補う治療)を専門で学び、大学院でセラミックの精密加工(CAD/CAM)を研究していました。
そんなご縁もあってか、開業前からセレックによるセラミックを使った修復治療を多くさせていただく機会に恵まれ、時々、歯科業界で研究発表、講演など、させていただいております。
実は、昨年末も、大きな発表会で発表させていただいたのですが、その際、過去にさせていただいたセレック(セラミック)治療の写真やレントゲンを振り返り、自分の仕事を客観的に振り返ること、経過を追うことでしか得られない学びを改めて実感いたしました。
同じくセレックを使って治療をした、セラミックで治療した、といっても、そこにいたるまでの診査、診断がとても大切なのですね。
虫歯をどう取る? どのラインで歯を削る? どのようにしっかり歯にセラミックを接着させる? 噛み合わせの調整をどの程度しっかり行う?
そもそも、本当にセラミックで治療する必要があるのか(プラスチックで十分な場合も多いです)?などなど。
細かな診断、技術一つ一つの積み重ねが、大きな結果の違いとなります。
長持ちする・しないの差になって出てくるのだと思います。
そして、勤務医時代、師匠がたびたび口にしていた、
「知っていることと やっていることと できていること を一致させること」
の重要性を噛み締め、この仕事は一生勉強だなぁ、としみじみ思いました。
少しでも良い治療をご提供するために、スタッフともども今年も精進していきます!
福岡市南区の歯医者 歯科のじみよ子クリニック 院長 野地 でした!